はじめまして!やすPです!
2021年6月現在、わたし達夫婦は一条工務店で夢のマイホームづくりをしています。
初投稿であるこの記事では、【お金】といういきなりシビアなテーマでお話していきたいと思います。
シビアであるがゆえに、家づくりを始める前にしっかりイメージしておきたいところ。土地を買って家を建てる場合は、建売の一戸建てに比べ手続きやお金を支払うタイミングが多く、住宅ローンの手続きも複雑になります。いつまでに、どんな費用を用意すればいいのか、なかなかわからないですよね。
今回は、①土地購入時の支払いスケジュールや諸費用について、また②一条工務店で家づくりをしているわたしたちの、土地の購入から一条工務店と本契約するまでにかかった実際の費用の2つをご紹介していきたいと思います。家づくりをこれから始めようという方にはぜひ読んでいただきたいです。
土地購入時の支払いスケジュールや諸費用について
注文住宅の場合、「土地の購入」「家の建築」の2段階の手続きを踏むことになります。資金計画をしっかり立て、どこでどんな暮らしがしたいのか、周辺環境や立地条件から絞り込んでいき、理想の土地を決めます。(資金計画の注意点や土地選びのポイントは、また別の記事で詳しく書きます!)
売買契約時
土地が決まったら、売主さん(不動産会社)と売買契約を結びます。
売買契約時にかかる諸費用として①手付金、②印紙代、③仲介手数料(一部)の3つがかかります。
①手付金
手付金とは、売買契約時に売主に支払うお金のことです。相場は土地代の10%とされています。土地代の一部を先に支払うため、支払った分は最終的に土地代から差し引かれます。契約から引き渡しまでの間に買主の都合で契約を辞退する場合は、返金されません。売主の都合で契約解除された場合は、売主から買主に手付金の2倍の金額を支払うことになっています。その土地を購入しますという意思を示す「証拠金」としての性格を持ち、売主側も手付金を受け取ることで、ほかの人には売らないという意思を示すことになります。しかし、トラブルになりやすいところでもあるので、手付金についてはしっかりと知識をつけ、手付金額や解除可能な期日などは慎重に決めるようにしましょう。
②印紙代
印紙代は売買契約の書面に貼るための印紙代です。契約時に現金で支払います。印紙代は土地代によって異なります。
③仲介手数料
仲介手数料は、仲介を行った不動産会社に支払う費用のことです。物件価格の3%+6万+消費税が上限とされています。売買契約時に50%を支払い、決済時に残りの50%を支払います。(業者によっては決済時に100%支払うとすることもできます。)
引き渡し時
その後、いよいよ土地の引き渡しになります。その際にかかる諸費用としては①残金決済、②登記費用、③印紙代、④ローン借入費用、⑤固定資産税などがかかります。
①残代金
売買契約時に支払った手付金は代金の一部とみなされるため、土地代から手付金を差し引いた残金を支払います。住宅ローンを利用する場合は、当日に融資が実行されるので、残金は住宅ローンで支払います。
②登記費用
登記費用とは、所有権を公的に認めてもらうための手続きのことです。自分で登記を行うことも出来ますが、とても手間がかかるため司法書士に依頼することが一般的です。すべての費用の総合計の相場は30万円~50万円、その内、約2/3程度は司法書士への報酬となります。
③印紙代
住宅ローン契約書に貼るための印紙代です。金額は土地代によって異なります。
④諸費用
融資事務手数料、ローン保証料、火災保険料など。金額は、金融機関によって異なります。
⑤固定資産税
所有権移転日以降から固定資産税が発生します。所有権の移転日から年末までの固定資産税(日割分)を売り主に支払います。
以上が土地を購入するときに必要なお金となります。ハウスメーカーの営業担当者さんがいろいろ相談にのってくれますし動いてくれますが、土地探しとハウスメーカー選びを並行してやっている方もいるかと思います。ハウスメーカーを確定し、その営業担当者が信頼のおける人かどうかを見極めるには時間がかかりますし、その間に自分たちの気に入っていた土地が売れてしまう、なんてこともあります。なのである程度知識をもって自分たちで行動することも重要です。
家を建てるときの建築にかかるお金については、着工金や中間金、上棟金と分かれていたり、その際のローンはつなぎ融資にするのかなど複雑ですが、それこそその時にはハウスメーカーの営業担当者さんがしっかりと教えてくれますし、手続等は全部やってくれますので大丈夫です。わたし達自身まだそこまで進めていないので、実際に経験して、紹介したほうがいいな、と思ったら記事にさせていただきます!
土地購入から一条工務店と本契約するまでに実際かかったお金(財布から羽ばたいていった諭吉)
それでは私たちが土地購入から一条工務店と本契約するまでに実際に現金でいくら支払ったのか。前述したような内容を読んでも、理屈は理解できてもなかなかイメージがしづらかったかもしれません。なので、リアルな金額をご紹介します。
まず、一条工務店との仮契約時の費用は、、、
100万円です!!(一条工務店の仮契約の内容やメリットについては別記事にあげます!)
次に土地について。
まずは売買契約時。上記説明した順にご紹介すると、
①手付金:100万円
②売買契約書印紙代:1万円
③仲介手数料:売買契約時ではなく、引き渡し時に支払うことに。(住宅ローンへ)
続いて土地の引き渡し時
①残金決済:住宅ローンへ(購入価格-手付金100万円)
②登記費用:住宅ローンへ
③住宅ローン印紙代:2万円
④融資手数料や司法書士報酬、その他諸費用:住宅ローンへ(一部現金にて6万円)
⑤固定資産税:住宅ローンへ
なお、上記印紙代やローン手数料などはあくまでも土地購入にかかる金額のみで、建物の住宅ローンについては別途同じようにかかります。
そして、一条工務店と本契約!!
と進んできました。
わたし達は諸費用等もできるだけ住宅ローンに組み込んで契約をしたので、手元資金は必要最低限しか使っていません。
以上より、実際に私たちの財布から実際に羽ばたいていった諭吉の人数は、、、
209人です!!(209万円です。)
結局、一条工務店の仮契約金と土地の手付金だけやん、、という結論になっています。(すみません。)
しかし、これはあくまでもやすPたちの一例です。どんな種類の費用があり、どのタイミングで支払わなければいけないのか、ある程度イメージができたと思います。資金計画や土地選びはもちろん難しいですが、たとえば住宅ローン1つとってみても、ローンに組み込みこむことのできる諸費用はどんなものがあるのか、組み込んだほうがいいのか、悪いのかといろいろ考えなければならないことがたくさんあります。
まずは家づくりの第一歩として、全体のスケジュール感のイメージを持つことからスタートしましょう!
まとめ
土地購入から一条工務店との本契約までの流れ、その中で発生する費用の種類、また実際に私たちの実例で、ある程度イメージができたかと思います。
手元資金が200万円あれば、最低限家づくりが開始できるかな、という感じですかね。私たちはその200万円も住宅ローンに組み込んでいますので、住宅ローンの融資実行時に戻ってはきます。一時的な資金繰りとして、家づくりに使える手元の余裕資金が200万円ほどあれば大丈夫だと思いますのでぜひ参考にしてみてください!